ワーカビリティー(わーかびりてぃー)
コンクリートを型枠などに打ち込む時の作業の容易度を示す言葉で、コンクリートの軟度のことを言います。
スランプ試験によって測定するのが一般的です。 ワーキングジョイント
(わーきんぐじょいんと) 目地の動きが比較的大きい目地を指す。
ALCの目地やサイディングの目地などが、ワーキングジョイントにあたり、シーリング材の施工は2面接着とします。 また、RC造の窓廻りや打継ぎ目地、湿式工法の石張りやタイル張りの目地などは、目地の動きが少ないことから、ノン ワーキングジョイントと言い、シーリング材の施工は3面接着でも問題はありません。 ワードロープ(わーどろーぷ)
衣類をしまっておくところ、または、衣類を吊ったりしてしまう収納家具。
洋服タンスのこと。 和小屋(わごや)
日本の伝統的な小屋組で、小屋梁の上に小屋束を立て、その上に母屋を渡し、屋根から荷重を支える構造です。
和紙(わし)
日本古来の紙で、欧米から伝わった洋紙(西洋紙)に対して日本製の紙のことを指す。
楮(こうぞ)、三椏(みつまた)などを原料とした紙で、障子、襖、壁仕上材として使われています。 ワニス(わにす)
天然 又は合成の樹脂を溶剤に溶かした塗料で、透明な塗膜を作ります。
溶剤により油性ワニス、スプリットワニスなどの種類があります。一般的には「ニス」と呼ばれています。 割栗石(わりぐりいし)
大きさが15cm〜20cm程度の丸みをおびた玉石大に割った、割栗地業に用いる石のこと。
割栗地業(わりぐりちぎょう)
根切り底に割栗石を小端立てに並べ、さらにその隙間を目潰し砂利で埋め、蛸突きなどで突き固める地業のこと。
割付図(わりつけず)
施工図の一種です。タイル・石・仕上ボードやサイディング・床目地などの位置を、意匠的に美しく取り付けるために、その寸法に応じて取付位置を正確に決めることを割付といい、それを図面に表したものを割付図といいます。
ワンルームマンション
(わんるーむまんしょん) 専有面積が20u程度で、洋室とユニットバス、小さなキッチンがコンパクトに設置してあるマンションのことを言います。
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ワークトップ(わーくとっぷ)
キッチンなどにある調理などを行なうカウンター、作業台のことを言います。
天板とも呼ばれています。 ワークトライアングル
(わーくとらいあんぐる) キッチンの作業のポイントになるのが、冷蔵庫、コンロ、シンクの関係です。
この3つを結ぶ作業動線をワークトライアングルといいます。これがバランスの取れた距離で配置されていると効率よく作業が進められると言われています。 理想的なワークトライアングルの長さは、三辺の長さの合計が、360cm〜660cmとされています。 ワイヤーラス(わいやーらす)
モルタルを付着させるために用いる、針金を編んだ金網状のもので、形状は、甲形、丸形、菱形の3種類がある。
ワゴン(わごん)
運搬用の家具で、脚先にキャスターがついているものを言います。
「ティーワゴン」、「テーブルワゴン」、「サービスワゴン」など、用途によってさまざまなタイプがあります。 ワゴンのような可動式の家具は、動作空間が確保しにくい場合にも効果的です。 渡りあご(わたりあご)
ひとつの木をもう1本の木に乗せるという日本古来の仕口方法で、木どうしに溝を作り、そこを互いにはめて組んでいく仕口のこと。
わらい目地(わらいめじ)
石積み目地の表面が少し口を開けた状態の目地のこと。
藁すさ(わらすさ)
藁を切ったままの荒すさと、これを揉んだ揉みすさとがあり、米俵、むしろなどを切解いて作るか、ときには稲藁から直接つくることがある。
瓦葺き、土居葺き、または荒壁塗りなどの土に混ぜ、ひび割れが発生しにくくするなどの補強材・保水材として用いられます。 藁葺き屋根(わらぶきやね)
藁(わら)とは稲・小麦等、イネ科植物の茎のみを乾燥させた物で、これを屋根に葺いたものを藁葺き屋根と言います。
また、カヤ(ススキやチガヤなど)を材料にして葺く屋根を茅葺き屋根(かやぶきやね)という。 尚、用いる材料により藁葺(わらぶき)・草葺(くさぶき)と呼び区別する場合もある。 藁葺き屋根は、竹または丸太の垂木の上に縄、針金の類を用いて葺くもので、厚さ15〜60p程度とし、軒先は特に厚く葺き、杉皮の類で棟を覆い、竹または板で押える。 |